アニメ『3月のライオン』を観た話。
ずっと気になってはいたけれどなかなか観る機会がなかったのですが、Amazon Prime で『3月のライオン』観てみました。
いや、遅すぎ。
すみません、流行りに乗れない人間なんです…。
正直、観てもシーズン1だけかなと思っていたのに、シーズン2まで一気観てしまいました。(おかげで課題が溜まり、辛いです。。。)
それで、飽き性の私は感情移入できるかどうかが、ハマるための条件なのですが、
結論からいうと、めちゃくちゃ泣きました。ドハマり。
将棋世界を題材に、主人公の周りの濃いキャラクターが悩んだり、勝って喜んだり、主人公の零くんを励ましたり。たくさんの人と関わる中で、零くんの人間味の増していく様子がいいなと思いました。他人を頼ったり、他人に頼られたいと思うようになる零くんの成長にも感動します。
でも、泣いた理由はこのことではなくて、零くんがお世話になっている姉妹のひなちゃんのストーリーの部分なのです。シーズン2で中学二年生になったひなちゃんは、いじめられていた小学校の友達を守ったばかりに、いじめのターゲットがひなちゃんに変わってしまいます。ここから起きる出来事が、自分の体験と似ていて後悔が溢れて、すごく泣けました。
ひなちゃんと同じように、わたしも友達を助けてあげられなかった。連絡もずっと取れなくて、成人式にも来ることができなかった友達。元気かな。
ひなちゃんのクラスと同じように、声の大きい女の子たちに目を付けられないように息をひそめて生きていたっけ。どんどんクラスの雰囲気がギスギスして、担任の先生も頑張ったけれど、どうにもならなくて、先生が朝出勤する車の中で泣いているのを観たとき、なんでこんな風になったんだろうって思ったこと。
ひなちゃんも先生に理不尽なことたくさん言われていたけれど、わたしもあなたみたいな子は我慢してっていうおかしな叱られ方されたなあ。
・・・
この後、ひなちゃんは代わりに来た先生に救われて、本当に良かった!零くんもどんどん人間味が増して、素敵だなと思いました。続きがとても気になるのですが、アニメはここで終わってしまっているんですよね…。マンガ読みたい…。